パワーバランス。

シャーロックが裸族に戻り、元通り仲良しの2にゃん…

窓際で添い寝。
窓際で添い寝。

ずっとこうならいいのですが、自由になったシャーロックが元気に動き回るので、2にゃんのパワーバランスに変化が起きてしまったようです。ジョンのお気に入りの場所だったおかーさんの部屋の本棚の上でも…

はげしい猫ぱんち応酬。そして。

ジョンの負け。追い出されてしまいました。

お気に入りの場所をシャーロックに荒らされているジョンさん、ストレスのせいか下痢が続き、火曜日の朝からごはんを食べなくなってしまいました。朝ごはんはほとんど口をつけず、夜ごはんは食べたくなるように大好きなカルカンパウチのとろみチキンを出してあげたのに少し口をつけただけで引きこもってまるくなってじっとしています。そしてなんとなくむせているような、吐き気を我慢しているようなしぐさ…様子がおかしいので病院に連れて行きました。

キャリーに入れたとたんに、さっきまでのぐったりしていた猫はどこに行ったのかと思うぐらい暴れています。

病院についたら置物化。
病院についたら置物化。

病院は主治医のK先生がいなくて、副院長のS先生に見ていただきました。症状を話すとおそらく胃炎ではないかということで、体温をはかっていただいたら40.8℃ありました。緊張しているだけにしてはちょっと高すぎるので、おそらく発熱していて脱水症状もあり、という見立てでした。点滴をしてもらうことになったのですが。

S先生:「で、点滴のやり方に2種類ありまして、1つは血管に針を入れるやり方。これは、ジョン君に入院していただくことになりますが」
猫1号:「えーっと…」
S先生:「ジョン君の性格考えるとやめた方がいいと思います(にっこり)」
猫1号:「ですよねー(汗)」

ということで、皮下点滴で補液をしていただくことになりました。

 

水分100cc、吐き気止め、抗生剤を入れました。
水分100cc、吐き気止め、抗生剤を入れました。
おとなしく点滴されていると思ったら…
おとなしく点滴されていると思ったら…
キャリーに敷いたペットシーツの下に隠れようと必死であばれています。
キャリーに敷いたペットシーツの下に隠れようと必死であばれています。

S先生、爆笑しながら「ジョン君、頭隠して『ジョンなんてねこはここにいませんよ』してるの、ジョン君はここにいないからお注射するねこはいませんよってしてるの。はいはい、上手にかくれたねーでもお注射はするからねー♪」と声をかけながら手際よく進めていきます。翌日もう1度連れてきてくださいと言われて帰宅。

少し瞬膜出てる。
少し瞬膜出てる。

帰宅後しばらくうろうろしていましたが、30分ほどでにゃーにゃーがはじまり、やがてシャーロックと運動会へ。点滴パワーすごい。でもごはんは食べていません。

翌朝もごはんはほとんど食べず、再び病院へ。全く食べないというわけでもなく吐き気もないようなので状態は上向きですから、もう1回点滴してこのまま様子を見てくださいと言われました。病院から帰ってしばらくするとカリカリに少し口をつけたので、食べれるなら食べてもらおうと黒缶パウチを出してみると…

…がつがつ食ってる。しかもおかわりまで催促する。もしかしてあんた、ただのわがままですか(--〆)?

その後、カリカリにはほとんど口をつけない、ウェットと混ぜて出してもカリカリだけ避けて食べる、というわがままっぷりを発揮するジョンさんとの静かな戦いは金曜日の朝まで続き、ようやく金曜日の朝からしぶしぶですがカリカリだけでも食べてくれるようになりました。

ジョンさんのこの姿が見れて、おかーさん超うれしいです。
ジョンさんのこの姿が見れて、おかーさん超うれしいです。

ところでシャーロックですが、一度はカラーをはずしたのですがあまりにもなめすぎて、今度はべつの場所にハゲを作ってしまい、火曜日の夜からエリザベスカラーに逆戻りしています。

しょんぼり。
しょんぼり。

お腹の調子もいまいちよくないのでジョンを病院に連れて行ったときにシャーロックの検便もお願いしたのですが、「寄生虫はないし細菌バランスも問題ないです。たぶんカラーがはずれて運動量が急に増えたので食べ過ぎじゃないでしょうか」とのこと。整腸剤をもらってきましたが、いまのところ一進一退な感じです。

ハゲが治ったらまたはずしてあげたいのですが、はずすとまた今度はべつのところをなめてハゲを作ってしまうんですかねえ…。お医者様には「なおったらはずして、ハゲたらつけて、こまめにしていくしかないです」と言われましたが、一生エリザベスカラーとつきあっていかなくてはいけないのはかわいそうなので少しずつでもおさまってほしいです。

「 パワーバランスが落ち着くまではごはん食べなかったり下痢したりしばらく繰り返すと思いますが、見守ってあげてください」と言われたのですが、猫のことは猫に任せるしかないんでしょうね。

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