軟便対策のためのフードジプシー:シャーロックの場合


うちに来てからほぼ1年間続いてきたシャーロックの軟便との戦いですが、ようやく終わりが見えてきたかもしれません。

1年間の記録を見てみると、原因を一つに絞り込むことは難しいようです。

  • おなかに虫(瓜実条虫)がいた
  • 合わないフードがあった(サーモン、まぐろ、かつおが怪しい)
  • 食べる量が多かった

この3つが複合して腸壁の状態が悪化し、慢性的に下痢をするようになっているのではないかと推測し、まず腸内環境を整えることを考えました。

ロイヤルカナンに「消化器サポート」という製品があったのでこちらを購入しようとしたのですが、「消化器サポート ドライ」「消化器サポート(可溶性繊維) ドライ」の2種類があります。「可溶性繊維」の効用を調べてみたところ、腸内での食物の移動をゆるやかにして腸内環境を整える作用があるとのことでした(参考)。うんちの間隔が開くと比較的状態が良くなることが分かっていたので、こちらをまずは選択。

2週間ほどでうんちの間隔は24-36時間程度で安定してきたので、次は便を固める、ということで「可溶性繊維」ではない方の消化器サポートにチェンジ(参考)。

で、6月中旬に、ついに頭からしっぽまでかりんとう状のうんちになりました。お値段的に療法食はできればやめたいので次の切り替え先を検討中ですが、今はジョンの食欲増進のためのウェットに手を出したりして食事が乱れがちなためまた軟便気味になってしまい、とりあえず様子を見ているところです。

経過は随時Facebookページに記録しています。 → https://www.facebook.com/nyandes.me


以下、参考までに1年間の試行錯誤の経過をまとめてみました。具体的な商品名がいくつか挙がっていますが、合うか合わないかは個体差がありますし、原因・症状によっても対処法は変わります。あくまでも一つの事例としてお読みください。フードを変えた直後の軟便や下痢はしばらく様子を見れば落ち着くことが多いです。軟便・下痢が続くようでしたら、まずは医師の診断を受けて下さい。

【シャーロックについて】
2012年5月頃生まれ。1歳まで餌やりさんにごはんをもらいながら野良育ち→猫カフェで保護・去勢。2013年7月にうちの子に。

【うちのごはんのやり方(原則)】
朝夕2回。朝はドライのみ。夜はドライにウェットをトッピング。カロリーは原則朝夕同じになるように(夕方のドライ量を少し減らして調整)。おやつは原則として昼間、時々(私が家にいる時のみ)。

【経過の詳細】
7月1日~:メディファスインドアキャット+黒缶
うんちの端っこが少し軟便気味+たまに血が混じる状態が続いていた。保護時にけがをしていたところをなめすぎて傷ができたので、治療とエリザベスカラー装着。いったんは傷がふさがる。

8月上旬:アイムス→ロイヤルカナンセンシブル+黒缶
8月はじめからカリカリをアイムスに変えた(ジョンが飽きたようだったので)ところ、スライム状便になったので1週間ほどでメディファスに戻した。→その日に過剰グルーミング発生。治療中だった傷が開く(http://nyandes.me/?p=359)。

同じタイミングで「同時に保護した子に瓜実条虫が出た」と聞き検便したところ出たのでドロンタールで駆虫。ごはんはとりあえず手持ちのロイヤルカナンセンシティブ+黒缶に変えたが、あまり食べない

8月下旬~:ピュリナインドアサーモン+黒缶
シャーロックがあまり食べないのと、ジョンがアイムスに飽きたようだったのでカリカリを変更。便はいったんころころになったがしばらくすると最初の状態。正直このころは「病院に行くと食べなくなる」のが気になっていて、食事の時間も不規則・量も過剰気味になっていたと思う。

11月上旬:ピュリナインドアサーモン+黒缶
3か月間つけていたエリザベスカラーがはずれたので運動量と食事量が増え、便がスライム状に。夜のウェットフードの量を少し減らしてみる。ビオフェルミンをかけはじめる(~継続)

11月下旬~:ロイヤルカナンオルファクトリー+黒缶
実家の母が泊まりに来たのがきっかけでおしっこが出なくなり、病院へ。結石などはないが尿pHが高いということでロイヤルカナンオルファクトリーを処方される( http://nyandes.me/?p=590)。少しお腹がたぷたぷしてきたと言われたので食べる量を少し控えはじめる。軟便は相変わらず。

12月中旬~:ピュリナインドアターキー+オルファクトリー+黒缶
おしっこの状態が落ちついたのでピュリナに戻したらまた出にくくなってきたので、結局オルファクトリーと半々に。便は形があったりペースト状になったり。

1月上旬~:ピュリナ+ヒルズc/d+黒缶
うんちが落ちつかないのでオルファクトリーをヒルズc/dにチェンジ。状況変わらず。

1月中旬~:ヒルズc/d+黒缶
ピュリナをやめて全量ヒルズc/dにチェンジしてみる。少し形がある便が増えてくる。このころ、「うんちの状態が悪い時は間隔が短いようだ」ということに気付く。
https://www.facebook.com/nyandes.me/posts/654591621245539

1月下旬~:ベッツプランメールケア+黒缶
おしっこがほぼ問題なくなったので「総合栄養食」カテゴリーのメールケアにチェンジ。おしっこは問題なかったけどうんちの状態は変わらず。

3月中旬~:ベッツプランメールケア+モンプチセレクション缶
もしかしてウェットの方に何か問題があるのかも?と思ったので、黒缶をモンプチセレクション缶に変えてみた。白身魚あらほぐしの時はややうんちが固まるが若鶏のあらほぐしの時はペースト状。においも違うので白身魚をメインにする。

4月中旬~:ソリッドゴールド・カッツフラッケン+モンプチ缶
おしっこの具合がいいのでジョンが食べていたカッツフラッケンをメインにシフト。うんちの状態は最初よくなったがまた血便+軟便に。ビオフェルミン→きゃどっくにしてみた。

5月初旬~:ソリッドゴールド・カッツフラッケン+オルファクトリー+モンプチセレクション缶
おしっこの出があまり良くなくなってきたので半量をオルファクトリー戻す。うんちの状態は変わらず。

5月中旬~:ロイヤルカナン消化器サポート(可溶性繊維)+ベッツプランメールケア+モンプチ缶
うんちの間隔を記録したところ14~16時間程度で安定してしまっていたので、まずはとにかく腸内の滞留時間を延ばすことを目標にロイカナ消化器サポート(可溶性繊維)を投入。おしっこは正常になったのでオルファクトリー→メールケアに。同時にウェットの量を1日30g→10gに減らしてドライの比率を上げる。うんちは「ムース状」というか、今までに見たことないような形状になったがとりあえずかたまってシステムトイレの下に垂れることが減った。うんちの間隔も24時間~30時間程度にまで伸びた。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=714518425252858

5月下旬~:ロイヤルカナン消化器サポート(可溶性繊維)+ベッツプランメールケア+モンプチ缶
うんちの状態は一進一退。缶詰を「サーモンあらほぐし」に変えると軟らかくなるようなので、白身魚に戻す。きゃどっくもあまり効果がないようなのでビオフェルミンに戻す。
https://www.facebook.com/nyandes.me/posts/721347991236568

6月上旬~:ロイヤルカナン消化器サポート+ベッツプランメールケア+モンプチ缶
うんちの間隔は伸びて血便も減ってきたので、「可溶性繊維」から「消化器サポート」にシフト。ムース状→固形状に変化

6月中旬~:ロイヤルカナン消化器サポート+ベッツプランメールケア+モンプチ缶
ついに血便なし、端から端まで固形のうんちが出た。間隔は24~30時間程度で安定。

7月上旬~:ロイヤルカナン消化器サポート+ロイカナセンシブル+ベッツプランメールケア+モンプチ缶食欲不振のジョンに食べさせるために黒缶パウチを出したら、欲しそうにするのであげてみると軟便に逆戻り。おそらくまぐろ・かつおが合わない&食べ過ぎと思われるので、現在は食事量に気を付けながら経過観察中。

 

 
ルシャットシリーズにお世話になっております。