3月と4月の医療費
王子は今日も元気でご機嫌です。調子がよいので下痢止め(ディアバスター)と吐き止め(メトクロプラミド)の減薬を試みています。
さて、3月から4月にかけて、内視鏡検査→食道の扁平上皮がん発覚→パラディア投与開始→2回めの内視鏡検査、と湯水のように医療費を使ってみたわけですが、いったいいくらかかっているのか集計してみました。(1回めの病理検査の請求がまだもらえていないので暫定ですが。カルテの裏に「未収」って付箋はられてるので忘れてくれたわけじゃないと思うんですが……)
通院回数
- 3月:5回(うち検査1回)+治療方針相談1回
- 4月:4回(うち検査1回)+処方のみ2回
医療費(病院支払分)
総額 368,040円(税込・暫定)
※①に1回めの病理検査費用が加算されるはず(約50,000円の見込み)
①検査 (内視鏡2回、血液検査2回、X線2回、病理検査) |
209,990円 |
②処置(皮下補液等) | 10,550円 |
③くすり (パラディア、インターキャット、胃薬、吐き止め等) |
101,150円 |
④消耗品費(インターキャット用注射針、シリンジなど) | 5,600円 |
⑤再診料・処方料 | 8,000円 |
⑥消費税 | 32,840円 |
パラディアよりもインターキャットが高いです。1バイアル21,000円で8回分しかとれないので…上手にやればたぶん9回とれるはずなので修行中。それでも2日に1回使ってるとこれだけで月4万円が飛んでいきます。(実際に3月~4月で使用したのは2.7本分ぐらいで1本は手元にストックしています)
薬など(自己手配分)
総額:33,286円(税込)
①パラディア(2箱) | 25,550円 |
②デルクリア | 2,939円 |
③ビオイムバスター | 2,899円 |
④シリンジ | 1,898円 |
病院で処方してもらうと高いもので、自分で手配できるものは自分で購入しています。円安つらい。
- パラディア(病院単価1,050円/1錠、個人輸入約13,000円/20錠)
- 下痢止め(ディアバスター、デルクリアなど) 約3,000円/100錠
- 整腸剤(ビオイムバスター)約3,000円/100錠
- シリンジ(1mlツベルクリン用)約2,000円/100本
1カ月分以上はストック作っているので全部使い切ったわけではないですし、下痢止めや整腸剤はマイちゃんやジョンとも共用なので純粋にシャーロックの薬だけではないのですが、3,4月の支払い総額はこんなものでした。
……うん、40万円こえてた(汗)。
今後の見通し
くすり:パラディアとインターキャットの値段に比べたら他は誤差の範囲です。現状通り2日に1回投与を続ける場合、月に約50,000円の出費となります。今は良いのですが長期戦になる希望が見えてきたので(主にサイフの)持続可能性を考慮して、インターフェロンを3~4日に1回(できればパラディア2回につき1回)に減らせないか相談したいと思います。
検査:次回通院時に相談しますが、血液検査(院内)は毎月やって状態確認、3ヶ月に1回ぐらいX線・・・のペースかなと思ってます。だとすると月9,000円~レントゲンとるときは15,000円ぐらいを見込んでいます。
おまけ:もしペット保険に入っていたら
私はペット保険入っていないのですが(理由はこちら)今回もしペット保険に入っていたら、40万円のうちどのくらいが保険金で支払われたかを試算してみました。
カカクコムのペット保険ランキング猫の部1位のSBIペット保険の「プラン70スタンダード」の場合、免責金額も回数も1回あたりの金額上限も無しで70%補償とのことですので、病院に支払った費用の7割が満額保証されたとすると、368,040円×70%=257,627円が保険金として支払われていた可能性があります。(実際には細かく審査されるのでこれよりも少ない可能性があります)
一方で、もうすぐ10歳のシャーロックがうちに来た1歳の時保険金を支払い続けていたとしたら合計いくら払うことになっていたかをこちらの料金表を元に計算してみますと、加入時1歳~満9歳での更新時までの9年間で217,476円(年払い・Web割引あり)の保険料を支払っていたことになります。
この後の薬代にも保険適用できれば7月(お迎えと同時に保険加入した場合の更新時期)まで、金額にして5-6万円ぐらいは給付されて、トータルで10万円ぐらいは助かっていたのかもしれません。そして契約更新できるかどうかは微妙な感じですね。
10才でがんを発症したのでこの結果ですが、普通はもう少しシニアになってからだと思うので、そうなると保険料の方が医療費を上回る結果になるのではと思います。