ジョンも病院へ。

いーやーだー!
いーやーだー!

健康優良児のジョンさん、数日前から時々くしゅん、と大きなくしゃみをするようになりました。くしゃみだけかと思っていたら、明け方猫1号を起こしに来て枕元で大きなくしゃみをしたときに鼻水がべしゃっと飛んできまして。シャーロックの通院時に先生に相談すると、「一度連れてきてください」と言われました。

「捕獲できたら後でまた来ます」といって帰宅し、キャリーからシャーロックを出したところ、ジョンが寄ってきて覗き込んでいます。これ幸いと抱きかかえてそのまま放り込み、病院へUターン。日本交通のアプリで呼んだタクシーは当然、「近くにいるやつ」=さっき病院からの帰りに乗っていた車でして、運転手さんに「猫ちゃん、何かあったんですか?!」と心配されてしまいました。「同じに見えますけど中身違うんですよ…」といったら笑われましたが。「迎車料金いただくの申し訳ないですね」と言われながら病院に到着。

キャリーに入れてしまえばあとはおとなしく観念するシャーロックと違って、ジョンは全身でびびってます。キャリーの側面ドアには背中を向けたまま。しまいに下に敷いていたタオルやマットやシーツをかきわけて潜り込んでしまいました。

だからいやだってばああああ。
だからいやだってばああああ。

 

診察台に載せるとかたまってしまうシャーロックと違って、隙あれば逃げ出す構え。なんとか体重は測れましたが、その後は診察台の端をがっちり掴んで、正面に立ってる猫一号のおなかに顔をぐいぐい押しつけながらぶるぶる震えています。診断はヘルペスウィルス由来の軽い風邪でしょう、ということで、少し熱があったのでインターフェロンを注射して抗生剤と目薬を処方していただきました。注射は少し痛かったようで先生に強烈なねこキックをお見舞い。爪もついでに切っていただきましたが、嫌がって暴れていました。そこは先生プロですから難なく切っていただきましたが。

爪切も終わって、「おわったよー」と声をかけながらキャリーの上扉を開けると、自分で飛び込んでいきました。よっぽど怖かったのでしょう。

さて、お薬を処方していただいたのですが、錠剤の方はオブラートに包んで餌に混ぜれば食べてくれることは前回虫下し(ドロンタール)を飲ませた時にわかっています。問題は点鼻薬…1日4回とか言われましたが、さそうとすると気配を察知して逃げる逃げる。1回、なでながらさしてみたら飛んで逃げて、それ以後ねっころがって「なでろー」と言うときにも私が両手に何も持っていないかを確認するまで安心して体を預けてきません。抱っこはもとからほとんどさせてくれません。(抱き上げさせてくれるけどすぐ猫キック連発して飛び出していく)寝ているところに不意打ちしてみたら、手が届かないクローゼットの下か、本棚の上でしか寝なくなってしまいました。おーまーえーはー!

しょうがないので食事の後にトイレに入ったところを通せんぼして、ケージの2階に追い詰めてみました。あばれてぐるぐる回るところを5分近くかけて、ようやく両鼻に薬を垂らすところまではいきましたが、ほんとに中まで入ってくれたかは不明…。

乱闘のあと。
乱闘のあと。

こんな状態になっても一応お薬させてくれたからごほうびに缶詰を少しあげたら、ペロッと食べて「にゃー(もっと)」って催促されました。ねこだなあ。

シャーロックの傷は、肉はだいぶ上がってきましたがまだ皮ははっていない状態です。前回に比べると治りが遅いです。カラーと包帯についてはあきらめの境地に達したようで、ごはんもふつうに食べるしトイレもちゃんとできるようになりました。うんちは2日に1回になりましたが便の状態はずっと軟便気味だったのがころころのいいうんちをするようになりました。毎日出るのがこの子には少し頻度が高かったのかもしれません。

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